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和紙でB1サイズのポスターを作製する際の事前確認すべきポイントとは。

以前、和紙を使って、ポスターを作製した事がありました。
当社で手掛けた中で一番大きな印刷物ではないかと思います。

サイズがB1サイズでしたので、四六判・全判での印刷。

しかも写真入りのフルカラーでの出力で、
紙粉もあり、印刷現場は大変だったそうです。

 



そこで和紙を使って、ポスター作製をお考えの方に
ご参考になればと思い、いくつかのポイントをあげてみました。

和紙の微妙なクセを知っていただき、
皆さんのご参考になれば幸いです。以下をご覧下さい。

・ ・ ・ ・ ・
※和紙は印刷特性のあるもので、印刷実績のあるものを
何点か選定しておく。(代替案を決めておく。)

※印刷特性のある和紙でも気になるようであれば、
紙表面にドーサ引き加工を事前にしておく。
(印刷ができるように、念には念を。紙粉対策?)

※和紙への印刷は全体的に色が沈む傾向にあるので、
想定している色よりは少し濃い目にデザインや原稿を作成しておく。

※色校正は必ず行い、色校正機の出力ではなく、
別途費用はかかるが、本機本紙で行う。
(各和紙による色のブレ幅を事前に確認しておく。)

※和紙ポスターは色の再現性が重視される案件よりは、
紙の質感やレトロ感を演出する場合に有効だと思います。
(色にどれ位の重要性があるのか。)
・ ・ ・ ・ ・

◆和紙ポスター作製の仕様は以下の通り。

【使用した紙素材】
機械漉き和紙 仙貨紙 自然色
四六判Y目 紙厚60KG サイズ入り 印刷特性あり

【和紙のサイズ】
ほぼB1サイズ(約728×1030mm)

【印刷と加工】;
・オフセット印刷・4色フルカラー
・ポスターの四方を手ちぎり加工

【作製部数】;1000部+α

【納期】;
デザインの決定・和紙の選定など仕様の決定後、約18日程度。

【備考】;
・色校正機の色校正ではなく、本機本紙での色校正を強くお勧めします。
・この和紙は印刷色が沈むので、これを見越したデザインが必要です。
・和紙ポスターの四方は手ちぎり加工で、かなり時間がかかります。
またサイズが若干、変わるのをご了承下さい。

では、また。 和紙商小野商店 河手

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●『和紙印刷』に関連するあわせて読みたい記事

[⇒] グラフィックデザイナーが是非とも知っておきたい和紙印刷の3つのポイント。

 

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  • 和紙の可能性に改めて強い関心が湧きました。
  • Authored by:ゲストユーザ on 2010年5月 8日(土) 18:02 JST

初めてコメントさせて頂きます。地方(長野県長野市)で印刷業を営んでおります者です。

「両面オボナイ紙」の情報を検索しつつ泳いでいましたらたどり着き、立ち寄りました。

この業界に2代目として就き、早30年近くが経ちますが、貴社の独自かつ熱心な活動に初めて触れ、改めて印刷分野の奥深さに感銘しております。と言うか自身の不勉強を反省しなければ、という思いで一杯です。「和紙への印刷」は幾度となく手掛け、自分なりに充分知っているつもりでしたが、今思うに限られた製品での展開に過ぎなかったんだと思い知りました。和紙にはもともと興味がありましたが、印刷適性のタイトさから無意識のうちに可能性に目を向けずにいたようです。長野には有名な(?)「内山和紙」というのもあり、当社でもそれを使用して時々包装紙を作成します。

今、この業界は、私のような小さな会社が成立するのが難しくなっています。従来の「印刷」の括りでは市場がシュリンクするばかりで将来の活性化は望めません。どうしたらいいのだろうと、いろいろ悩み一生懸命考えてはいますがタメ息のほうが多く出るばかりで、いい案が浮かびません。しかし貴社の業務内容を見て、直観的ではありますが、今後の取り組むべき可能性・方向性が見えたような気がしました。これからしっかり研究したいと思います。

図々しいお願いで申し訳ありませんが、今後いろいろ質問などをさせて頂くかも知れません。そしてまた、当社の持つ印刷体制と貴社のノウハウとのコラボレーションの可能性なども探れないか、などビジネスとしての交流ができたらもの凄く感激です。宜しくお願い致します。(長文で失礼しました。コメントとしてふさわしくない内容かもしれませが感極って書き込んでしまいました事、お許しください)

  • 和紙の可能性に改めて強い関心が湧きました。
  • Authored by:ゲストユーザ on 2010年5月11日(火) 17:59 JST

コメントいただきまして、ありがとうございます。

確かに単なる印刷だけでは、これからさらに難しい時代になっていくのかな?と私も感じています。

当社の場合、元々、和紙関係の取り扱いが多かったのもあるのですが、

よく和紙に印刷したり、加工したりしてました。

和紙は中々クセのある素材なのですが、和紙でお客さまのご要望に対応できるのは、

これから良い事なのかな?と感じております。

和紙と印刷は相性もいいと思いますので、これからご一緒できればいいですね。

また和紙について、お問い合わせなどございましたら、

ご気軽にご連絡いただければと思います。

今後ともどうぞ宜しくお願い致します。取り急ぎ、お礼まで。 

和紙商小野商店 河手